3月10日 万葉苑だより

2024年3月10日

令和6年3月10日

 今日は快晴でしたが、気温は低く途中から吹き始めた風が冷たく結構厳し日でした。しかし、春は一段と近づいており、ミツマタやスミレがきれいに咲き揃っておりました。
万葉植物ではありませんが珍しいヒョウタン木の花が咲いておりました。これまで一向に花を見ませんでしたが、白石さんが剪定をしたからではないかとの話しておりました。

 今日のミニ講座はムラサキでしたが、風が寒いので配布だけで中止しました。
苑のムラサキは古い株からそれぞれ丈夫な芽を出しておりますが、どうやら洋物のようですが、ただ前回お話をしたようにまだ確定はしておりません。

 今日はまた、5月5日の「愛媛万葉祭」の実施について相談し実施に決まりました。色々お世話になりますがよろしくお願いします。
なお、先月相談しました「御幸三銘木」の内「御幸学問の木」を「御幸合格の木」に変更しました。

今日の奉仕者は 石水吉一、石水初子、木野本忠志、大原めぐみ、上甲和由、山之内保行、安永教一、弓場 巌、清水トヨ子、重松美千代、浜口啓子、河本真孝・宮内紘直、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)

1月7日 万葉苑だより

2024年1月9日

令和6年1月7日

 今日は風がありましたが好天気。新年早々の行事でしたが16名の参加。例年通りのボーイスカウトとの共同行事で、我々チームの七草粥とボーイスカウトの搗いたお餅をごちそうになり、無病息災を願いました。
今日も初詣の方が多かったが、神社の奉賛茶会の新年行事が行われており、綺麗な和服姿の会員100名あまりの方で賑わっておりました。

 今日も参拝客の方が茂本先生の書かれた辰の絵の前で記念写真を撮っておられました。そこで思いついたのが、かねて丹原さんが手入れされている松の姿が昇りゆく竜に見えますので、「昇竜の松」とし、かねてから大切にしている「御幸乳出のイチョウ」と、孔子ゆかりの木と言われる楷の木の「学問の木」の三木を2月の例会で「万葉苑の三銘木」と名付けることにしたいと思いました。

 今日のミニ講座は「松」と「七草」を予定していましたが時間がなく省略しました。資料は次回配ります。例年の事ながらボーイスカウトの皆さんにはお世話になりました。厚くお礼申し上げます。

今日の奉仕者は
石水吉一、竹松慎一、大西健二郎、片伯部考思、辻原 實、木野本忠志、酒井恭子、酒井 明、山之内保行、弓場 巌、重松美千代、浜口啓子、宮内紘直、小倉瑠璃子、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)

11月12日 万葉苑だより

2023年11月12日

令和5年11月12日

 今日は予報に反して朝から曇り、時に小雨の天候。そのせいで長く続いた真夏日に代わって低温だった。また年末を控えてか参加者は少し少なかった。
ところが神社の方は七五三のお祝いでかなりの人出。十五日の正式の日に変えて日曜日を選んでの賑わいらしい。十一月に入ってから毎日かなりのお参りの様子。少子化が憂慮されている時期有難く、またお目出度いことと奉仕の皆さんもお祝い気分でした。

 今日はまた、上甲さんが苑内でサンコウチョウを発見撮影。更に例の入試に強い楷の木(学問の木・孔木)が見事に紅葉しておりました。
楷の木については前回(十一月三日)の万葉苑便りに掲載した通り、松山北高の生徒さんたちにも説明しておきました。

 今回はまた白石さんのお世話で苑内限定の軽トラックがはいりました。苑内限定ですが作業には大きな援軍です。上手に活用してください。

今日の奉仕者は 竹松慎一、辻原 實、弓場 巌、宮内紘直、山之上保行、浜口啓子、重松美千代、上甲厚志、上甲和由、小倉瑠璃子、白石 豊、藤原 茂でした。

(藤原 茂)

11月3日 万葉苑だより

2023年11月4日

令和5年11月3日(金)文化の日

 今日は文化の日で朝から高気圧に覆われて上天気。午後から県立松山北高の万葉苑清掃の奉仕日。山内先生の引率のもと1~2年生の有志約百名の奉仕を受けました。苑内はこの時期落ち葉で大変な時期ですが、今年は高温が続き落葉が遅れておりましたが、1時間余の奉仕のお陰で随分綺麗になりました。生徒の皆さんに厚くお礼申し上げます。


 作業終了後時間を頂いて、苑内の楷の木(別名・孔木・学問の木)の説明をしました。我が国では非常に珍らしい木で、これまでは京都の生目神社・岡山の閑谷学校・佐賀の多久聖廟に植栽されていましたが、昭和60年に福島県会津若松の日新館と山口県萩の明倫館にも植えられました。風評では入学試験や、公務員試験にも霊験があるといいます。
楷の木は秋になると見事に紅葉します。こらから各種の試験に挑戦する方は、その葉を頂いて護国神社に成功を祈願してください。私も陰ながら幸運を願っております。

 読売新聞の編集手帳(1月11日)によれば、かっての中国では母親が使う鏡に「子を5人産んで皆科挙に成功してほしいという切なる願いを込めて「五子登科」と鋳込まれていたとか。「科挙試験」は六世紀後半髄の時代に始まった官吏登用試験で、「五十少進士(50歳で進士(科挙試験合格者のこと)になるのは若い方)」と言われるほどの難関だったと言われていたそうです。

(藤原 茂)

8月5日 万葉苑だより

2022年8月5日

令和4年8月5日

 連日猛暑が続いておりましたが今日は珍しく朝から曇り。
今日は松山北高の生徒さんたちが、戦時下今治の軍需工場で勤労動員中空襲に遭い22名が戦災死されましたが、楚の慰霊を兼ねて護国神社と万葉苑の清掃奉仕の日です。少しは涼しいかと安堵しました。

 奉仕は友澤校長先生と武井教頭先生の引率で、1、2年生の有志143名が参加されました。
同時に戦災死された3名の学友の代表も参加され、懇ろな挨拶が交わされ誠に麗しい光景でした。人数が多いので箒など道具が足りない生徒は、軍手での草引き作業になりました。
約1時間ほどの作業でしたが、お蔭さまで見違えるほど綺麗になりました。中でも3名の男子生徒には五葉松の剪定を依頼しましたが大成功でした。

 苑内にある「楷の木」(通称学問の木)について小倉さんからそのいわれを聞いた生徒たちは葉を頂いて帰りました。昔中国の清の時代、難関だった科挙の試験に受かるように願った「合格祈願木」でした。受験生のご多幸を祈っております。

校長先生を初め生徒の皆さん本当に有難うございました。

(藤原)