12月8日 万葉苑だより

2019年12月10日

令和元年12月8日(日)

 今日は定例の万葉苑奉仕日です。晩秋の万葉苑は幸い小春日和に恵まれて絶好の奉仕日でした。苑内の紅葉は少し時期遅れとなりましたが。まだまだ一見の価値ありでした。晩秋・紅葉の万葉苑の風景はいかがでしょうか。

晩秋の万葉苑

 頃は師走、皆さん何かと多忙な歳末にも関わらず16名ほどの奉仕を受けました。殊に三浦さんご夫妻は遠路西条から家族三人でのご参加。毎度のことながら頭が下がります。

 今日は先月に続いて物置小屋の前の、紅葉園の一部の整備。宮内さんを中心にブロックでの区画づくりが進行しておりました。

今日のミニ講座は「ゑぐ(くろぐあい)」 歌は

 君が為山田の沢に恵具摘むと 雪消の水に裳の裾濡れぬ

 (巻10~1839…作者不詳)

正月料理以外には滅多に食べない食材。慈姑の目がよく目立つところから「芽出たい」と縁起を担いでの活用との説が有力。

 ところで、愛媛新聞11月29日付け「てかがみ」欄の「小春の万葉苑」と言う松山市在住の川田百合子さん(88才)の記事が話題になりました。内容は省略しますがいかにも晩秋の万葉苑を楽しんで頂けたかと、味わい深い嬉しい文章でした。そんな話のきっかけで万葉苑にテント張りの小休憩所を構えようと話が弾んでいました。

 今回もまた宮内さんが新産品「パパイヤ」と奥さん手作りの「パパイヤのキンピラ」さらに「パパイヤ料理のレシピあれこれ」の紹介がありました。珍しい野菜や料理に大いに啓発させられました。

青パパイヤ

いよいよ師走。29日には「正月準備作業奉仕の日」です。ご都合のつく方歓迎です。また、明けて1月5日は例年通り「七草がゆ(ボーイスカウト餅つきと合同)」の日です。多数のご参加をお願いします。歳末特にご自愛の上よい年をお迎えください。

(藤原)