1月9日 万葉苑だより

2022年1月9日

令和4年1月9日

 明けましておめでとうございます。
新春早々の奉仕25名のご参加有難うございました。

 沈静化の様子を見せていたコロナが、暮れからまたまた猛威の兆候を見せ、予定していたボーイスカウト恒例の餅つきは中止、万葉苑の七草粥と神社の正式参拝のみとなりました。

今日は何時もの隊友会の会員の他に、一草庵の関係者が山頭火の句碑周りの除草を兼ねて参加いただきました。

 コロナ対策のため、正式参拝の後早めの七草粥とミニ講座「うめ」の資料はお配りして早々に解散しました。暮れから「松・竹・梅」と揃いました。

 「春さればまづ咲く宿の梅の花 ひとり見つつや春日暮さむ」

   山上憶良(巻5~818)

 境内には神社の参拝客に交じって和服姿の奉賛茶会献茶祭の方々で賑わっておりました。幸いに好天気に恵まれ新しい年を寿ぐような、気持ち良い奉仕日になりました。

今日も丹原さんから愛宕柿、宮内さんから岡ワカメの差し入れがありました。

藤原

7月11日 万葉苑だより

2021年7月12日

令和3年7月11日

 今日の予報は、「上空不安定・所により雷注意報」が出ていたが、梅雨明けのような好天気に恵まれ、有難いことに参加者も何時ものメンバーが殆んど揃って約20名。

天気も良く参加者の殆どがワクチンの2回接種が終わっており、久し振りにお弁当の会食をしました。

 今日のミニ講座は丁度苑内に咲いている「くれない(べにばな)」を詠んだ。

 紅の花にしあらば 染めつけ持ちて行くべく思ほゆ

  作者不詳 巻11~2827

 この紅の花は万葉苑では長い間欠株になっていましたが、最近小倉さんのお手配で満開の花を見ることができました。

皆さんのお手配のお陰で苑内では凡そ150種中120種の万葉植物が揃ったようです。

なお、今日は隣の一草庵の役員と額田宮司さん達が見えられて、「山頭火の句碑」の建設場所が決められました。

(藤原)