第50回愛媛万葉は、例年通り5月5日に開催いたします。
(詳細は、追ってUP致します)
今年は、第50回記念として、奈良市から、正岡子規研究所主宰・正岡明先生をお迎えし、子規と漱石、奈良市「子規の庭」のことなどお話しいただきます。
(正岡明先生は、正岡子規の妹・律が養子に迎えた母方の従弟・加藤忠三郎の次男。造園家・樹木医)
どうぞお楽しみに。
第50回愛媛万葉祭のご案内
ようこそ!ごせん万葉の会(新潟県五泉市)の皆さま
3月9日(土)
ごせん万葉の会(新潟県五泉市)の皆さん23名が、当苑に来られました。(新潟日報旅行センター主催「須磨明石と日本最古の道後温泉を巡る旅」)
曇り空でまだ寒さが残っておりましたが、漸く春到来の苑内をご案内しました。たわわに実った日本タチバナ、万葉苑自慢のクネンボ、ムラサキ、アカネ、ナンバンキセル、ミツマタなど説明しながら、戦没英霊慰霊のための「郷土植物園」から、明治100年記念の「にぎたつ歌碑」建立そして「万葉植物苑」への由来を説明しました。
当苑自慢の額田王の「にぎたつ歌碑」については、特に重点的に説明させて頂きました。また、苑内に沢山建立されている戦没者等慰霊塔についても案内させて頂き、万葉苑は「鎮魂の杜」となっていることを紹介させて頂きました。
「カタクリ」の栽培に苦労していると話しましたら「新潟には沢山自生している」ことを伺い、大変羨ましく思いました。山部赤人の「伊予の湯に至りて作れる歌」の歌碑のことなど流石「ごせん万葉会」だけあって鋭い質問や提言があり、大変参考になりました。
遠路お越しいただき真に有難うございました。
平成27年度 愛媛万葉苑保存会総会
平成27年6月29日
愛媛万葉苑保存会の平成27年度総会が
愛媛県護国神社社務所で開かれました。
初めに土居会長から、日ごろのご協力に対しての感謝の言葉と
今後のご協力お願いの挨拶があり、その後、議事が進められました。
議事は、まず平成26年度の事業報告と決算の承認があり
続いて平成27年度事業計画と予算の承認が行われました。
議事の後事務局から、28年度の万葉祭りが50回目を迎えるので
それに相応しい企画を考えたい旨の報告があり、了承されました。
また、7月27日には、英国国立シェフィールド大学から
万葉苑の調査に来られるとの報告がありました。
その後、さまざまな意見交換が行われ散会しました。
第49回愛媛万葉祭
27年5月5日(火)快晴
恒例の「第49回愛媛万葉祭」が愛媛県護国神社で開かれました。
午前11:00から額田宮司により神事が催行された後、清吟堂吟友会の献吟と尺八が奉納され
続いて愛媛県杖の会による「神道夢想流杖術」が奉納されました。
今回は舞「額田王」が講師のご都合で御出演頂けなく残念でしたが、
いつもながらの清澄な気が漲り、参列者に深い感動を与えました。
続いて西参列殿で万葉祭業行事が行われ、まず愛媛万葉苑保存会土居会長の挨拶のあと
来賓を代表して横田県会議員から祝辞を頂きました。
続いて、元県立北高校教諭・常盤同郷会理事の山崎薫先生から
「好古・北高・万葉苑~郷土に育つこころ~」と題しての講演がありました。
秋山好古の手紙や訓諭、講演資料。さらに八木繁一、近藤美佐子さんの資料などを通じて
郷里と郷党の子弟への情熱。それらが北高や万葉苑に伝えられた経緯と
門屋義廣空佐の危機の中の美挙など印象深い講話でした。
ことに「火を噴きし翼なだめむすべなくて 入間川に機首ひた向けて飛ぶ。
数分のその数秒に最善の道を選びき 思へば泣かゆ」
と愛弟子を悼んで詠んだ旧知の佐伯蔵先生の歌にも心奪われました。
そのあとの「なおらい」は70名近いご参加者が終始和やかに懇談頂きました。
参加いただいた皆様や準備頂いた奉仕の皆さんに心からお礼申し上げます。(藤原記)
平成26年度愛媛万葉苑保存会総会
平成26年7月2日(水)
愛媛県護国神社会議室で出席役員12名(代理を含む)と、
事務局の事務主任・管理主任出席のもと
「平成26年度愛媛万葉苑保存会総会」が、開かれました。
今総会には顧問の野志松山市長の代理として、遠藤副市長のご出席を頂きました。
まず会長土居俊夫から開会の挨拶があり、平素のご協力に対し感謝の言葉がありました。
続いて第一・二議案の「25年度事業報告並びに決算報告」について審議・承認されました。
続いて第三・四議案の「26年度事業計画(案)と予算(案)」について審議・承認されました。
最後に役員改選に移り、現役員が全員再任されました。
事業計画・予算についてはほぼ例年通りに運用されていますが
本年度は護国神社及び県遺族会の「終戦70周年記念事業」に関連して、
万葉苑関連の普及啓発事業を便乗参画する経費を計上致しました。
総会後有意義な懇親の後、会長から重ねてのご協力をお願いして終了致しました。
(常任理事:藤原記)