9月 万葉苑奉仕

2019年9月8日

令和元年9月8日(日)

 今日は残暑と言っても盛夏のように暑い日でした。台風13号と15号の影響を心配していましたが、幸い暑さだけでほとんど影響なく順調に作業ができました。いつものメンバーが大方揃い有難うございました。

 この日予定していたミニ講座の題目は「こなら」またの名は「ははそ」
苑の「こなら」は旧宮司官舎の裏手に立派な木がありましたが、駐車場拡張の犠牲になったと思い込んでいましたら、後継の立派な「こなら」が育っていて安心しました。歌は東歌の「下毛野の美可母の山の小楢のす 真麗し児らは誰が笥か持たむ」東歌:巻14~3424でした。

令和元年9月 万葉苑清掃奉仕

 「こなら」は一首「ははそ」が三首「なら」も一首。これらは総て「こなら」を詠んだものとしている。その一首「大君の任のまにまに島守に 我が立ち来れば ははそ葉の母の命は……大伴家持:巻4~4408」について、先の大戦体験者として「出征兵士を送る父母の、幾時代を経ても変わらぬ、子を思う親の心情」を披露しました。

 今日苑に着くと白石さんと小倉さんから「おもひぐさ(南蛮キセル)が咲いたとの朗報が届きました。昨秋県下某所の産地に採集に出掛けたが見当たらず気になっていた名花です。
一昨年の株が元気に残っていたようです、大事に見守って下さい。

ナンバンギセル

参加者:白石、小倉、瀬川、竹松、三浦(美)、三浦(光)、辻原、藤原、宮内、山之内(保)、山之内(平)、辻内、浜口、弓場、ウス井

(藤原)

8月 万葉苑便り

2019年8月19日

 8月11日(日)は、梅雨のお盆前の大事な奉仕日でした。家事の方も多忙な時でしたが、いつものメンバーが揃い有難うございました。

 この日予定していたミニ講座の題目は「ひめゆり」の「夏の野の繁みに咲ける姫ゆりの 知らえぬ恋は苦しきものぞ 大伴坂上郎女:巻八~一五〇〇」でした。
姫ゆりは大野ヶ原の万緑の中に、真紅のゆりが点在し雅趣豊かなものでしたが今は無理。苑にあった姫ゆりも絶滅。淋しいですね。

 この日出発前に小倉さんから電話があって「今日は苑でできたマクワ瓜の試食を準備します。できればミニ講座は「うり」になりませんか」と。
急いで準備何とか間に合い「うり」を追加。「瓜食めば子供思ほゆ 栗食めばまして偲はゆ何処より来たりしものそ 眼交にもとなかかりて 安眠し寝さぬ 山上憶良:巻五~八〇二」は、反歌の「銀も黄金も玉も何せむに 勝れる宝 子にしかめやも」と共に余りにも有名な歌である。

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奉仕作業は暑さ厳しい中を、15日の終戦記念日祭を前にして、園内と慰霊碑の清掃・供花をした。(藤原)
 

7月 万葉苑便り

2019年7月14日

7月14日 (日) は梅雨の最中の奉仕日でしたが、案の定昨日からの雨模様。
この日、市民大清掃日と重なっていましたが共に中止となりました。

この日予定していたミニ講座の題目は

 「ぬばたまの 黒髪山のやますげに 小雨降りしき しくしく思ほゆ」

   柿本人麻呂歌集 (巻11~2456)

「ヤマスゲ」は一名「リュウノヒゲ」 その実は濃い碧色でビードロと言って女の子が持ち遊び、男の子は竹鉄砲の弾にして遊んだ。
歌は「黒髪山の山菅に、しきりに小雨が降り続いている。あの降りしく小雨さながらに、私はあの人のことを想っている」と。

この五月、新年号「令和」が決定しました。国書の万葉集からの出典という事で話題になり、万葉苑では下記のような説明札を立てました。

新元号「令和」に決まりました。(新元号は二四八番目の元号です)
平成三十一年四月一日、政府は新しい元号を「令和」と決定しました。
「令和」の出典は「万葉集」から引用されました。
元号の出典が日本の書物(国書)となったのは初めてです。
出展となった万葉集の巻五「梅の花の歌三十二首」の序文には、

 初春令月、気淑風和、梅鏡前粉披、蘭珮後香薫

とあります。

読み:初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、
 蘭は珮後の香を薫す。 (大宰府師 大伴 旅人作)
意味:初春のよい月です、空気はよく風は爽やかに、梅は鏡の前の美女が
 装う白粉のように開き、蘭は身を飾った香のように薫っています。

新しい時代が希望と喜びに満ちた良い時代でありますよう願っております。

 平成三十一年四月一日  愛媛万葉苑保存会

愛媛万葉苑 新看板

新元号 令和

(文責:藤原)

6月 万葉苑奉仕

2019年6月10日

令和元年6月9日(日) 晴

定例奉仕日、絶好の五月晴れの好天気に恵まれて参加者は23名。
今日は隊友会の有志の方々の参加をいただき久しぶりの活況。深まってゆく緑の苑は見違えるように清掃されてゆく。
苑内の「ムラサキ」が相変わらず元気に育ちいつの間にか白い種子をつけている。白石さんの話によると、先日長崎からこのムラサキを見に来ていただいたとか。嬉しい話である。万葉植物ではないが「オミナエシ」に対応する意味で栽培している「オトコエシ」が逞しく成長しているのに、肝腎の「オミナエシ」が姿を消し残念。次回補植したい。
いつも通りに苑内の清掃・除草の後のミニ講座は「スゲ、スガ」。菅笠や蓑もはや死語となって久しい。
宮内さんから届けられたヤーコンの苗数鉢。希望者が分配持ち帰る。

参加者:白石、辻内、辻原、石水、河本、山之内(平)、山之内(保)、瀬川、福本、浜口、三浦(夏)、三浦(美)、三浦(光)、明神、平田、三木、二宮、藤原、重松、弓場、小倉、宮崎、ウス井

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(記録:藤原)

5月 万葉苑奉仕

2019年5月15日

令和元年5月12日(日) 晴

定例奉仕日、令和時代早々の万葉苑祭を終えて初めての奉仕日。
予報に反して絶好の五月晴れの好天気に恵まれて参加者は19名。
苑内はまさに滴るような新緑に満ち満ちている。今年は「ムラサキ」が元気に育っており、「ヒトリシズカ」とともに、清楚な花をつけている。
作業はいつもの通り苑内の清掃・除草に精を出す。
ミニ講座は「ぬばたま」講師が「ひめぬばたま」の鉢植えを参考に持参していた。

参加者:白石、竹松、小倉、河本、兵頭、辻内、浜口、石水、重松、三浦(夏)、三浦(美)、福本、山之内(保)、山之内(平)、弓場、藤原、ウス井、瀬川、宮崎

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(記録:藤原)