10月13日 万葉苑だより

2024年10月14日

令和6年10月13日

 今日は好天に恵まれ、爽やかな秋の好日と言いたいところですが、今年の夏の高温の続きで、日中は結構暑くなりました。
今日は珍しく参加者特に男性が少なくどうした事かと話しておりましたら、神社の水地権禰宜さんが、実は昨日自衛隊OB会の昌彦さんが慰霊祭がありましたからとのこと。納得しました。

 今日のミニ講座は「妻梨」の歌と「なし」です。
苑には「やまなし」がありましたが枯れてしまいました。「やまなし」の補充は難しいと思っておりましたら、井上昌彦さんから仕立てた苗が苑に届いており、白石さんが水をやりながら大切に管理されておりびっくりしました。ところで調べておりましたら元の名前は「妻梨」とも書いてあり、わたしの境遇と同じ名前と気が付きました。しかし「夫」を「つま」と読むこともあり、相棒を亡くした者の悲哀の歌でした。

今日の奉仕者は、山之内保行、弓場 巌、浜口啓子、石水吉一、石水初子、重松美千代、酒井 明、酒井恭子、宮内紘直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)

9月8日 万葉苑だより

2024年9月9日

令和6年9月8日

 今日も9月には珍しく猛暑の奉仕日でした。ところが今日も15名の参加者。実は自衛隊OBの皆さんのお陰でした。心から感謝しております。
今日は松山百点会の少雑誌の特集号が出ており、石水さんがわざわざA4判に拡大コピーされて会員の皆さんに配布されており、一同感動・感謝の声が一杯でした。
実はこの雑誌非常に入手困難で、皆さんに事情を説明して各自で入手されるようにお願いする心算でした。石水さんに心から感謝しております。
その雑誌、小型ながら素晴らしい編集で有名。その10ページ(内5ページがグラビア版)の特集。万葉苑の長い歴史の上でも初体験でした。

 今日のミニ講座は「なつめ」を詠んだ長忌寸意吉麻呂の

 「玉箒刈り来鎌麻呂室の木と棗が本をかき掃かむため」

これは一種の戯笑歌であるが、「コウヤボウキ」は我が国の農業にとっては重要な道具でした。

私たちには懐かしい「庭に一本棗の木 弾丸跡も著し」の乃木大将とステッセル将軍の水師営の会見の歌を知る人は誰もいませんでした。

今日の出席は、石水吉一、石水初子、安永教一、弓場 嚴、井上雄介、東方林督、竹松慎一、近藤由道、重松美千代、山之内保行、浜口啓子、宮内紘直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)

8月11日 万葉苑だより

2024年8月11日

令和6年8月11日

 今日は暑い盛りの奉仕日です。お盆も近くお忙しい中を16名の参加、まことに有難うございました。

今日はまた三宅県議会議長の後援会と、万葉苑保存会との合同正式参拝の日で、揃って厳粛に参拝いたしました。

 実は一昨日お電話を頂いた堀江荘平さんが初参加されました。お聞きして驚いたのは堀江さんは東京の方でした。
事情を伺いますと色々ありましたが、これは割愛しますが有難いことです。

それにしても、カラーページを含めて見事な編集でした。9月1日発行と思いますが、相当の反響を呼ぶことでしょう。
これまで地味な活動をしてきた経過から、幾らか気恥しい気持ちですがまずはお楽しみを

今日のミニ講座は「ひるがほ」で歌は大伴家持でした。

今日の出席は 石水吉一、堀江荘平、安永教一、上甲厚志、上甲和由、弓場 嚴、重松美千代、山之内保行、浜口啓子、三宅浩正、三宅美香、酒井恭子、木野本忠志、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

写真は上甲和由さんの撮影です。

(藤原 茂)

7月14日 万葉苑だより

2024年7月15日

令和6年7月14日

 4月と6月は雨のため、5月は万葉祭の為お休みでしたので、今日は久し振りの万葉苑奉仕の日です。予報はあまりよくなかったので心配しておりましたが15名の参加で安心しました。
 今日はまた松山百店会から雑誌「松山百点」で万葉苑の特集をしたいからと取材の報せがありました。10時ころから阿部さん・高須さん・カメラマンと・スタッフ4名が来苑されました。万葉苑としても初めての企画で、緊張しながら取材を受けました。結果は9月号(隔月発行)で発表されることでしょう。

 最近の雨でかなり草も伸びておりましたが見事にきれいになりました。池では蓮の花がきれいに咲いていましたが、この春孵化したメダカが大きく成長し数も随分増えておりました。上甲さんがイネの苗を植えておられました。
 古代ハスと言えば、戦前中国大連近郊で発掘された、凡そ1千年前の蓮の種を大賀一郎氏が育てられた大賀ハスが有名だが、埼玉県行田市で発掘された古代ハスも有名である。松山市内では市の考古館前の古代ハスが有名である。

今日の参加者は 安永教一、重松美千代、浜口啓子、石水吉一、石水初子、竹松慎一、木野本忠志、木野本碧、大西健三郎、山之内保行、上甲和由、宮内紘直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)

4月14日 万葉苑だより

2024年4月14日

令和6年4月14日

 今日は快晴で快適な日和でした。桜は殆ど葉桜になり、苑内は滴るような新緑がきれいで、春と言うより初夏の感じのする日和でした。
参加者は少し少なく13名。苑内の作業より5月5日の愛媛万葉祭の会場設定が重要で、会場設営の後普段の作業に入りました。

 上甲さんがまた珍しい小鳥たちの写真を撮って見せてくれました。私などは全く分かりませんが、上甲さんの写真には驚くばかりです。

 今日はまた、宮内さんがタラの新芽のてんぷらを各自に頂きました。奥さんの手造りだそうです。また、万葉祭準備の事務一切を担当して頂いている白石さんや木野本さんから、準備の経過を伺うことができました。心から感謝しております。

 記念講演は伊予史談会副会長の湯山俊夫先生の「森盲天外の生涯…(仮題)」です。第55回目の意義ある万葉祭です。どうか皆さんなるべく多く参加して新緑のもと英気を養ってください。期待しております。

今日の奉仕者は 石水吉一、石水初子、木野本忠志、上甲和由、上甲厚志、山之内保行、安永教一、清水トヨ子、重松美千代、河本真孝、宮内紘直、小倉瑠璃子、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)