1月5日 万葉苑だより

2025年1月5日

令和7年1月5日

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今日は比較較的穏やかで、時々陽が指して過ごしやすい日でした。
神社には日曜日のせいか正殿前は長い列ができていました。元旦から昨日までも例年を上回るほどの参拝客で賑わったそうで嬉しいことです。

今日は我々の七草粥と、ボーイスカウトの餅つき会との合同で賑やかでした。ただ、万葉苑の方はご婦人が石水さんと酒井さんの二人で、河本さんが急遽応援に入り器用な手捌きを披露されていました。お蔭で加減の好いお粥と、ボーイスカウトの餡餅など沢山頂いてご馳走さまでした。

 今日のミニ講座は、例年通りの万葉集に詠まれた新年を祝う歌の披露と、七草粥の由来についてでしたが、私が初めて知った「冬至の七草粥」を披露しました。昔から冬至を境に運が上昇すると言われてきましたが、特に「ん」が二つ重なる食材は、呼び込む運も二倍になるそうです。
「ナンキン・レンコン・ニンジン・ギンナン・キンカン・カンテン・ウンドン」とありましたが、最後のウドンは一寸こじつけのように思われます。そこで思いついたのがチャンポンはどうでしょうか。キンカンの代わりにはポンカンもあります。

 今日は隊友会の方たちの出席がありませんでしたが、日本会議の越智事務局長ご夫妻の参加があり、出席者は次の12名でした。

山之内保行、安永教一・石水吉一、石水初子、酒井恭子、越智敏雄・越智美香子・上甲和由、宮内紘直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂

(藤原 茂)

12月28日 万葉苑だより

2024年12月28日

令和6年12月28日(土)

 今日の予報は寒気の襲来で四国も降雪の心配があったが、降るものはなかったが風は冷たかった。参加の皆さんには歳末の慌ただしく寒い中17名の参加真にご苦労さまでした。

 今日はまた三宅浩正県議会議長後援会と万葉苑保存会の合同の参拝の日で、10時から珍しく昇殿しての参拝で感動しました。

 今日はまた年末の清掃と正月準備の日で、各慰霊碑の清掃と榊のお供えは白石さんが、宮内さんと上甲さん、三宅県議が、昨年同様中央の五葉松に囲まれた門松を飾りました。門松と言えば今は青竹の先が尖っているのが普通ですが、宮内さんの資料で本来は尖っていなかったそうです。

 今日のミニ講座は12月8日の奉仕日に忘れていた「おもひぐさ(ナンバンキセル)」でした。珍しい花で苑には砥部から白石さんと採集してきたものがありましたが今ありません。中山の友人に頼んで手配中です。
ところで、最後の紅葉も終わって冬木立になっていましたが、落葉の量も大変でした。

 今年もあと3日、どうぞ皆様揃って良いお年をお迎え下さい。なを、正月明けて1月5日は、七草行事とボーイスカウトとの餅つき大会です。よろしくお願いします。

今日の出席者は、三宅浩正、三宅美香、ウス井一人、竹松慎一、山之内保行、弓場 巌、石水吉一、石水初子、重松美千代、酒井恭子、安永教一、大西健二郎、上甲和由、宮内硬直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)

12月8日 万葉苑だより

2024年12月9日

令和6年12月8日

 今日は予報外の好天気で有難い天気でしたが、風は予想以上に冷たく参加の皆さんには気の毒でした。
今日はまた自衛隊のOB会の方が他の行事の為欠席の報せを受けていたので、予報と共にどうなるか心配しておりましたが、15名の参加で嬉しい限りでした。また参加者の中では若い上甲さんとウス井さんが揃って参加され心強かったです。上甲さんは植物・動物に詳しく、ウス井さんはこの万葉便りをここに載せて戴く恩人です。これからもよろしくお願いします。

 夏痩せで最近食事が進まなかったのですが、今日はお弁当が完食でした。その喜びでしょうか、ミニ講座をすっかり忘れテキストをお配りすることも忘れてしまいました。暮れの大掃除の時にお配りします。実はわたくしのPCが不調で諦めていましたが、昨日急に何とか間に合ったということもありました。

 ところで、最後の錦繍でしょうか、落葉も大変でしたが最後の見せ場を作っておりました。

なを、12月28日は最後の年越しの奉仕日。1月5日は、七草行事・ボーイスカウトの餅つき大会です。よろしくお願いします。

今日の出席者は、山之内保行、弓場 巌、浜口啓子、石水吉一、石水初子、重松美千代、酒井恭子、安永教一、大西健二郎、ウス井一人、上甲和由、宮内硬直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)

11月10日 万葉苑だより

2024年11月11日

令和6年11月10日

 今日は好天に恵まれ、爽やかな秋の好日と言いたいところですが、午後から夜にかけて下り坂とか。白石さんから早めに進めましょうとのこと。今日はまた竹松さんを初め自衛隊のOBさんが参加され総勢17名と賑やかでした。

 今日の萬葉集は「つるばみ(くぬぎ)」でした。

 「橡の衣は人皆事無しと 言ひし時より着欲しく思ほゆ」(作者不詳)

つまりクヌギいわゆるドングリの歌です。「ドングリ」は従来クヌギの種子のことでしたが、今はカシワ・ナラ・コナラ・カシ・シイ・ミズナラ・シラカシ等広く使われています。今年は異常気象のせいで総べての作物が不作だったようです。
今日の歌は結構意味の深い歌のようですが、私には少々わかりにくい歌でした。

今日の奉仕者は、山之内保行、浜口啓子、石水吉一、石水初子、重松美千代、竹松慎一、島瀬克也、山内武志、武智勇司、村上孝?、渡辺 等、酒井恭子、片伯部考負思、宮内硬直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)

10月13日 万葉苑だより

2024年10月14日

令和6年10月13日

 今日は好天に恵まれ、爽やかな秋の好日と言いたいところですが、今年の夏の高温の続きで、日中は結構暑くなりました。
今日は珍しく参加者特に男性が少なくどうした事かと話しておりましたら、神社の水地権禰宜さんが、実は昨日自衛隊OB会の昌彦さんが慰霊祭がありましたからとのこと。納得しました。

 今日のミニ講座は「妻梨」の歌と「なし」です。
苑には「やまなし」がありましたが枯れてしまいました。「やまなし」の補充は難しいと思っておりましたら、井上昌彦さんから仕立てた苗が苑に届いており、白石さんが水をやりながら大切に管理されておりびっくりしました。ところで調べておりましたら元の名前は「妻梨」とも書いてあり、わたしの境遇と同じ名前と気が付きました。しかし「夫」を「つま」と読むこともあり、相棒を亡くした者の悲哀の歌でした。

今日の奉仕者は、山之内保行、弓場 巌、浜口啓子、石水吉一、石水初子、重松美千代、酒井 明、酒井恭子、宮内紘直、河本真孝、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)