1月7日 万葉苑だより

2024年1月9日

令和6年1月7日

 今日は風がありましたが好天気。新年早々の行事でしたが16名の参加。例年通りのボーイスカウトとの共同行事で、我々チームの七草粥とボーイスカウトの搗いたお餅をごちそうになり、無病息災を願いました。
今日も初詣の方が多かったが、神社の奉賛茶会の新年行事が行われており、綺麗な和服姿の会員100名あまりの方で賑わっておりました。

 今日も参拝客の方が茂本先生の書かれた辰の絵の前で記念写真を撮っておられました。そこで思いついたのが、かねて丹原さんが手入れされている松の姿が昇りゆく竜に見えますので、「昇竜の松」とし、かねてから大切にしている「御幸乳出のイチョウ」と、孔子ゆかりの木と言われる楷の木の「学問の木」の三木を2月の例会で「万葉苑の三銘木」と名付けることにしたいと思いました。

 今日のミニ講座は「松」と「七草」を予定していましたが時間がなく省略しました。資料は次回配ります。例年の事ながらボーイスカウトの皆さんにはお世話になりました。厚くお礼申し上げます。

今日の奉仕者は
石水吉一、竹松慎一、大西健二郎、片伯部考思、辻原 實、木野本忠志、酒井恭子、酒井 明、山之内保行、弓場 巌、重松美千代、浜口啓子、宮内紘直、小倉瑠璃子、白石 豊、藤原 茂 でした。

(藤原 茂)

12月29日 万葉苑だより

2023年12月29日

令和5年12月29日(金)

 今日も前回10日の奉仕日に続いて歳末とは思えない好天気に恵まれました。暮れの最中の日に19名の参加を得て真に有難うございました。今日はウス井さんや上甲さんたちによって前回に続いての万葉池の仕上げの掃除をしていただきました。メダカやドジョウの確保には河本さんが苦労されていました。

 10時からは三宅県議後援会と万葉苑保存会の合同の正式参拝をして新年を迎える準備をしました。宮内さんの手配で大きな青い孟宗竹で立派な正月飾りが出来ました。

今日はこの「万葉苑便り」を長年PCへの投稿作業を担当して頂いている方で、昼食の時にでも紹介したいと思っておりましたが、ご都合が悪く食事前に帰られて残念でした。

今年中にお世話名なりました事について改めてお礼申し上げ、新しい良い年を迎えられますようお祈りいたします。

今日の奉仕者は
三宅浩正、ウス井一人、猪川菊夫、石水吉一、上甲和由、竹松慎一、大西健二郎、安永教一、山之内保行、弓場 巌、重松美千代、浜口啓子、酒井恭子、宮内紘直、丹原克則、小倉ルリ子、河本真孝、白石 豊、藤原 茂でした。

(藤原 茂)

12月10日 万葉苑だより

2023年12月10日

令和5年12月10日

 今日は最高の秋日和、とても歳末とは思えない好天気でした。年の暮れを控えてお忙しい中17名の奉仕をうけました。中には最近福岡から移住された丸山幹人さんが新しく加入されました。まだ独身の若い方で大いに期待しております。
 御幸寺山や苑の紅葉が少し時期遅れながら見事でした。その紅葉もかなり散り始め苑内の掃除も大変でした。竹松さんや大西さんの落ち葉掃除、上甲さん父子の万葉池の大掃除など皆さんで大変でした。休憩の際丹原さん栽培の紅マドンナのご馳走になりましたが果試28号との違いなど話題になりました。
 今日はまた宮内さんが調査された苑内の万葉植物の報告があり、150種の内100余種が現存しているとのこと。全国にある万葉苑では最高のレベルですが、何とかもう少し増やしたいものです。
さらに、小倉さんから提案のあった楷の木(学問の木・孔木)の葉のラミネートが神社で試作され回覧しました。学業成就・入試などに効験のあることを願っています。

 今日のミニ講義は「こけ」。歌は鴨足人の

 「いつの間も神さびけるか香山の鉾杉が本に薜生すまでに」

でしたが、今年の干天続きで苑内の苔は見当たりませんでした。

なお、正月準備のため12月29日(金)の奉仕をお願いします。また、1月の奉仕(七草粥)は7日(第一日曜日)にお願いします。

今日の奉仕者は 丸山幹人、石水吉一、上甲厚志、上甲和由、辻原 實、竹松慎一、大西健二郎、山之内保行、木野本忠志、重松美千代、浜口啓子、宮内紘直、丹原克則、小倉ルリ子、河本真孝、白石 豊、藤原 茂でした。

(藤原 茂)

11月12日 万葉苑だより

2023年11月12日

令和5年11月12日

 今日は予報に反して朝から曇り、時に小雨の天候。そのせいで長く続いた真夏日に代わって低温だった。また年末を控えてか参加者は少し少なかった。
ところが神社の方は七五三のお祝いでかなりの人出。十五日の正式の日に変えて日曜日を選んでの賑わいらしい。十一月に入ってから毎日かなりのお参りの様子。少子化が憂慮されている時期有難く、またお目出度いことと奉仕の皆さんもお祝い気分でした。

 今日はまた、上甲さんが苑内でサンコウチョウを発見撮影。更に例の入試に強い楷の木(学問の木・孔木)が見事に紅葉しておりました。
楷の木については前回(十一月三日)の万葉苑便りに掲載した通り、松山北高の生徒さんたちにも説明しておきました。

 今回はまた白石さんのお世話で苑内限定の軽トラックがはいりました。苑内限定ですが作業には大きな援軍です。上手に活用してください。

今日の奉仕者は 竹松慎一、辻原 實、弓場 巌、宮内紘直、山之上保行、浜口啓子、重松美千代、上甲厚志、上甲和由、小倉瑠璃子、白石 豊、藤原 茂でした。

(藤原 茂)

11月3日 万葉苑だより

2023年11月4日

令和5年11月3日(金)文化の日

 今日は文化の日で朝から高気圧に覆われて上天気。午後から県立松山北高の万葉苑清掃の奉仕日。山内先生の引率のもと1~2年生の有志約百名の奉仕を受けました。苑内はこの時期落ち葉で大変な時期ですが、今年は高温が続き落葉が遅れておりましたが、1時間余の奉仕のお陰で随分綺麗になりました。生徒の皆さんに厚くお礼申し上げます。


 作業終了後時間を頂いて、苑内の楷の木(別名・孔木・学問の木)の説明をしました。我が国では非常に珍らしい木で、これまでは京都の生目神社・岡山の閑谷学校・佐賀の多久聖廟に植栽されていましたが、昭和60年に福島県会津若松の日新館と山口県萩の明倫館にも植えられました。風評では入学試験や、公務員試験にも霊験があるといいます。
楷の木は秋になると見事に紅葉します。こらから各種の試験に挑戦する方は、その葉を頂いて護国神社に成功を祈願してください。私も陰ながら幸運を願っております。

 読売新聞の編集手帳(1月11日)によれば、かっての中国では母親が使う鏡に「子を5人産んで皆科挙に成功してほしいという切なる願いを込めて「五子登科」と鋳込まれていたとか。「科挙試験」は六世紀後半髄の時代に始まった官吏登用試験で、「五十少進士(50歳で進士(科挙試験合格者のこと)になるのは若い方)」と言われるほどの難関だったと言われていたそうです。

(藤原 茂)