3月14日(日)薄曇
心配していた天気も回復しやれやれ。今年は天候不順で困ります。
しかし、季節は間違いなく移っています。
春一番に咲く「さきくさ…ミツマタ」が枯れて残念。
でも「かたかご…カタクリ」は間違いなく蕾をつけております。
今日のミニ講座は
【巨勢山のつらつら椿つらつらに
見つつ偲ばな巨勢の春野を 】
坂門人足
いつものメンバーに加え、久しぶりに近藤先生も参加され賑やかでした。
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2月17日(水)
今年度から始まった松山北高等学校の
「地域に貢献する交流体験(清掃奉仕活動)」
4回目の奉仕作業を受けました。
今日は、松平・山崎先生引率の2年8組と
三瀬・崎山先生引率の2年3組(殉職学徒慰霊碑担当)
の80名の奉仕活動でした。
慣れない作業を真面目に手際よく進められ
何時もながら、終ったときの清々しさに感動しています。
皆さん間もなく「高校3年生」大事な学年を迎えます。
戦争のため、あたら「青春の身」を犠牲にされた先輩の悲憤を想い
この幸せな青春を、限りなく頑張ってください。
青春は再びは訪れません。悔いが残らないように。
境内にある北高先輩の「殉職女子学徒追悼の碑」の
清掃をされるようになりましたが、ご高齢の先輩が
後輩が引き継いでくださってホッとしていると
感慨深く話されました。
戦争世代の私にとっても他人事ではなく
心から感謝しております。
苑内には、梅と椿の花が饗宴しています。
ことに「うらくつばき」が満開でした。
間もなく苑は春たけなわを迎えます。(藤原 茂)
2月14日(日)晴れ
立春も過ぎたというのに、かなりの寒さでした。
それでも14名の参加。有難うございました。
先日の松山北高校ダンス部の奉仕のお陰で、苑内は比較的きれいでした。
今日は講座の前に、2月8日にご逝去された立松和平さんの追悼をしました。
立松先生には、昨春、西条市での万葉集1250年記念事業の
スペシャルスピーチの講師としてお世話になり、会員はひとしおの感慨でした。
ミニ講座は
「吾妹子に 逢はず久しも甘美物 阿倍橘のこけむすまでに」
(作者不詳 11~2750)
「安倍橘」は、最近栽培されているのは珍しい。
苑のものは、八木先生の依頼で、元温泉青果農協役員・池ノ上圓氏が
熊本から取り寄せられたものでした。
垂仁天皇の命を受け、常世の国から不老長寿の果を持ち帰った
「田道間守」の話も付け加えた。
この日は寒かったので、会員手作りの「瓢華のチャーシュー麺」を振る舞い
喜ばれました。
寒いといいながらも、よく見ると苑の木々の芽はすっかり膨らんで
春はすぐ目の前の感じです。
「春よ来い 早く来い」
苑内の賑わいが楽しみです。 (藤原 茂)