明けましておめでとうございます

2010年1月2日

1月2日(土)

しめ縄

明けましておめでとうございます

元旦に比べて今日は良いお天気です。

朝6時日課のウォークに出ると、昨日見られなかった満月に近い月が煌々と

冬空に輝いていた。今年は珍しく初日の出と満月を同時に拝める予定だったが、

雲が多くて残念でした。

いずれにしても今年もまたよろしくお願いいたします。

 ところで今朝は、暮のミニ講座で話しかけた「乳出のいちょう」について補足します。

銀杏には「乳の木」という別名があります。これは古木になると幹や枝に賊に乳房(ちち)

と呼ばれる鍾乳石のような下垂物ができるからです。

ちち1

 

また、種皮の汁液が乳状であることも理由の一つでしょう。

これができるのは雄株が多いようです。

県下で有名なのは、「内子町小田・西予市城川・新居浜市瑞応寺・大洲市金竜寺・

松野町蕨生」などのものが、県の天然記念物に指定されている。

 苑の銀杏は樹齢不詳。樹高30m余、寝廻り3m余、目通り直径1mで見事な樹形を保っている

ちちしめ縄

 

ところで、28日の日めくり万葉集の評者は聞き漏らしたと話しましたが、

後で作家の元海軍軍人の阿川弘之さんとわかりました。

なるほどと納得改めて感動しました。

銀杏の花言葉は「鎮魂・静寂・荘厳・長寿」とか。

護国の英霊が鎮座ましますこの深遠に、真に相応しい神木です。

また、お互いの心の拠り所としての「心木」として大切に

したいものです。(藤原 茂)